インプラントで組める
ローンとは?
利用のメリット・デメリットと
審査に通りやすくなるコツ
インプラント治療で利用できる主なローンの種類と金利を紹介します。
審査に通れば治療費の分割払いが可能になり、月々の支払額も任意で決められることが多いため、まとまった費用を用意するのが難しくても治療が受けられるでしょう。
利用時の注意点も紹介します。
インプラントは基本的に保険適用外となるため、費用が高額になりがちです。
数十万〜数百万円の治療費がかかることもあるため、まとまった費用を捻出するのが難しい方もいるでしょう。
そこで選択肢となるのが、ローンや分割払いです。
今回は、インプラントで利用できるローンに関する基礎知識を紹介します。
月々の返済額や金利の目安、審査に関する情報をまとめているので、ぜひ参考にしてください。
インプラント治療の際に利用できるローンと金利の目安

インプラント治療の支払いに利用できる4種類のローンの詳細と、それぞれの金利の目安を説明します。
デンタルローン
インプラント治療で最も多く利用されるのが「デンタルローン」です。
デンタルローンとは、歯科治療に特化した民間の貸付制度や金融商品を指します。
金融機関や信販会社から治療費を一時的に立て替えてもらい、所定の期間内に一定の割合で返済していく仕組みです。
治療中や治療後にさらに多くの資金が必要になったときは、再審査を受けることで追加融資が受けられる可能性もあります。
デンタルローンの金利の相場は、4〜8%程度です。
一般的に、金利の低いローンほど審査が厳しい傾向にありますが、デンタルローンは比較的利用しやすいといえます。
◾️インプラント治療に利用できるデンタルローンの詳細はこちら
フリーローン
「フリーローン」とは、金融機関や信販会社、消費者金融などが提供する個人向けの融資サービスです。
用途に制限がなく、融資を受けた資金は自由に使えます。
フリーローンの金利は、約2〜15%と幅広く設定されています。
デンタルローンより金利が高い分、審査にも通りやすい傾向にあるものの、利息で返済額が増えるため多額の借入の際は要注意です。
カードローン
「カードローン」とは、主にクレジットカードの信販会社が提供する個人向けの融資サービスです。
使途は問わず、申請手続きや審査も比較的スピーディーに済む傾向にあります。
インプラントの治療費の分割払いにも利用できるほか、追加での借入も可能です。
月々の返済額は、定額のほか、臨時で繰り上げての返済ができるサービスもあります。
カードローンの金利は、18%前後が目安です。
デンタルローンより金利が高い分、利息も増えるため、事前に確認したうえで検討してください。
クレジットカードの分割払い
インプラントの治療費をクレジットカードで支払えば、分割払いが利用できます。
クレジットカードの支払方法には、分割払いのほか、ボーナス一括払いや任意の一定額を毎月支払う「リボ払い」などもあります。
なお、クレジットカードの分割払いは、厳密にいうとローンではありませんが、大まかな仕組みは同じです。
クレジットカードの分割払いでは、金利や利息が発生しません。
その代わりに、金利に相当する分割手数料が請求されるのが一般的です。
手数料率や支払回数によっては、ローンの金利より高額になることもあるため注意しましょう。
ローンを組んでインプラント治療を受けるメリット

インプラント治療で利用できるローンには、主に次の4つのメリットがあります。
- 治療の選択肢が広がる
- 計画的な返済プランが立てられる
- 煩雑な手続きがいらない
- 医療費控除と併用できる
治療の選択肢が広がる
ローンを利用すれば、まとまった費用の用意が難しくてもインプラント治療が受けられるうえ、治療法や審美的な選択肢も広がります。
高額な治療費を一括で支払うのは難しくても、ローンで分割払いにすれば、1回の支払いごとの負担を減らせます。
計画的な返済プランが立てられる
ローンによっては、所定の条件内であれば、分割回数や月々の支払金額の自由な設定が可能です。
任意で月々の返済額が決められるほか、頭金なしでも利用可能なプランもあります。
現在の経済状況や今後の収支予定を踏まえて利用額と分割回数を設定すれば、計画的な返済プランが立てられるでしょう。
煩雑な手続きがいらない
インプラントで組めるローンの多くは、申込時の煩雑な手続きは基本的にありません。
特にデンタルローンは、治療を受ける歯科医院で手続きを進めるケースが多く指示にしたがって申し込むだけで完了します。
医療費控除と併用できる
ローンで返済中のインプラントの治療費は、未払い分を含む総額が医療費控除の対象です。
治療費が10万円もしくは収入に応じた一定額を超える場合は、確定申告で一部が還付される可能性があります。
また、次の年の所得税や住民税の額にも反映されるため、節税にもつながるでしょう。
◾️インプラント治療費の医療費控除の詳細はこちら
インプラントでローンを組むデメリット

インプラント治療の支払いにローンを利用するときは、次のポイントに注意してください。
- 支払い総額が増える
- 審査に通らないことがある
支払総額が増える
ローンの返済時には、金利分の利息を上乗せした金額を支払わなければなりません。
クレジットカードの分割払いでも、設定回数に応じた手数料の支払いが発生します。
そのため、一括払いよりローンを組むほうが、最終的な出費が増えます。
利息や手数料は返済期間が長いほどかさんでいくため、負担を軽くしたい場合は、分割回数を少なく設定するとよいでしょう。
くわえて、あらかじめ総額の一部を頭金として支払っておくことで、返済額を最小限に抑えられます。
審査に通らないことがある
多くのローンには審査があり、申し込んだからといって必ずしも利用できるとは限りません。
基本的に、ローンの審査では、債務者の返済能力がチェックされます。
現時点で年収の3分の1に相当するほどの貸付・融資を受けている方や、支払・返済が滞った履歴などがある方は、返済能力がないと見なされ、審査に落ちることもあるようです。
また、未成年の方の場合は、保護者や後見人の承諾を要します。
ローンは継続的な返済が前提となる制度です。
そのため、就労していない方や安定的な収入がない方、現在高齢で完済時に80歳以上となる方なども、審査に通りにくい傾向にあります。
インプラントのローン審査の通過率を上げる方法

インプラントのローン審査を通過しやすくなるためのポイントを紹介します。
ここで紹介したポイントを押さえれば必ず審査に通るというわけではありませんが、ある程度の効果は見込める可能性があるので、不安な方はチェックしてみてください。
返済能力を高める
デンタルローンの審査では、申請者の収入と借入のバランスが審議されます。
したがって、合理的かつ綿密な返済計画を書面にまとめて添付することで、審査に通りやすくなる可能性があります。
2年以上の勤続経験を積む、現在借りているローンや融資を完済するなど、経済的に安定していることが証明できる履歴を作るとよいでしょう。
別名義で申請する
デンタルローンは、治療を受ける方本人のほか、家族・親族などの名義で申請できる場合があります。
本人の返済能力が乏しいと見なされるときは、条件を満たす別の方の名義で申し込むことで、審査に通る可能性が高まるはずです。
事前審査を受ける
ローンの中には、申請前に事前審査が受けられるものがあります。
事前審査とは、本番前に受けられる任意のシミュレーション制度です。
事前審査を受けたからといって本審査に通るとは限りませんが、事前に可能性が確認できるので安心感が高まるでしょう。
また、事前審査と重複する書類は、本審査では提出が不要になるため、手続きの手間が省けることもメリットです。
まとめ

まとまった費用を用意するのが難しいことからインプラント治療をためらっているなら、ローンを利用すれば解決できるかもしれません。
一口にローンといってもさまざまな種類がありますが、インプラント治療の支払いには、低金利で手軽に申請できるデンタルローンがおすすめです。
「あんしんインプラント」のデンタルローンは、頭金なし・最大120回まで分割可能です。
支払期間は最長10年まで設定できるので、一人ひとりの予算や収入、ライフスタイルに合わせて無理のない返済プランが選べます。
インプラント治療やデンタルローンの利用に関する疑問や不安がある方は、ぜひ一度お問い合わせください。
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