インプラント2本でブリッジをかける費用は?メリット・デメリットも解説 - あんしんインプラント

インプラント2本でブリッジをかける費用は?
メリット・デメリットも解説

登録日:2025年 

インプラントは天然歯に遜色ない感覚が取り戻せる治療法ですが、費用が高額な点がネックになりがちです。
特に複数本をインプラントにする場合、費用負担が大きくなります。
そこで選択肢となるのが、2本のインプラントを支台にしてブリッジをかける方法です。
今回は、インプラントとブリッジを併用する治療法の詳細と費用感、メリット・デメリットを解説します。

2本のインプラントでブリッジをかける治療法とは?

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顎の骨に埋め込んだ2本のインプラントを支柱とし、ブリッジと併用する治療法を「インプラントブリッジ」といいます。

連続した3本以上の歯を治療するにあたって、費用を抑えつつ、通常のブリッジより噛み心地や使用感に優れる、2つのよいとこどりといえる治療法です。

通常のインプラント治療と同じく、医療費控除やデンタルローンも利用できます。

 

■インプラントとブリッジのどちらがよいか比較したいときはこちら

>>インプラントかブリッジか?あなたに最適な治療法を徹底解説

2本のインプラントでブリッジをかける費用の目安

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2本のインプラントでブリッジをかける場合の費用は、歯科医院や選択する素材、付帯手術の有無などにもよりますが、総額で70万〜110万円程度が目安となります。

費用相場の内訳は以下のとおりです。

 

  • インプラント1本あたりの費用:約35万〜55万円
  • ブリッジ:約2〜15万円

 

3本の歯をすべてインプラントにする際にかかる費用の相場は105万円~165万円程度です。

ブリッジと併用すれば、単純計算でインプラント1本分の費用が抑えられます。

 

■インプラント1本あたりの費用と内訳を知りたい方はこちら

>>インプラント治療の費用相場は?1本あたりにかかる費用を解説

インプラントとブリッジの併用が適用される症例

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ここでは、インプラントとブリッジが併用できる3つの症例を紹介します。

連続する3本の歯を2本のインプラントにする

連続する3本の歯のうち2本をインプラントにする場合は、欠損・喪失した歯の両端に埋め込んだフィクスチャー(インプラント体)を支柱にブリッジをかけることが可能です。

健康な歯を削ることなく、顎の骨への負荷も抑えられるうえ、長期的に安定した噛み心地が維持できます。

連続する2本の歯の一方をインプラントにする

連続する2本の歯を失ったとき、いずれか一方をインプラントにすれば、それと反対側の天然歯を支柱にブリッジをかけられます。

費用と歯を削る本数を最小限に抑えられるほか、インプラントの併用によって噛んだときにかかる負荷が分散できます。

現在ブリッジ治療を施している箇所をインプラントにする

ブリッジ治療を施した箇所は、時間の経過とともに支台となる歯が劣化していたり、虫歯や感染症になっていたりすることがあります。

支台の歯がダメになると、ブリッジは維持できず、再治療もできません。

入れ歯にする方法もありますが、使用感や審美性を高めたいときはインプラントが選択肢となります。

これまで支台となっていた歯を抜いた部分にインプラントを埋め込み、ブリッジをかければ治療完了です。

インプラント2本でブリッジをかける費用以外のメリット

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インプラント2本でブリッジをかけることで、治療費が抑えられるほかにも、次のようなメリットが得られます。

 

  • 周囲の歯や顎の骨にかかる負荷が減らせる
  • しっかりと噛める歯が取り戻せる
  • 自然な口元が再現できる
  • 治療にかかる時間的・身体的な負担が抑えられる

周囲の歯や顎の骨にかかる負荷が減らせる

健康な歯をできる限り多く残すことは、身体的な負担と、将来的な治療コストを減らす合理的な方法です。

インプラントとブリッジを併用すれば、通常のブリッジ治療のように健康な歯を削る必要がありません。

最小本数のインプラントを埋め込むため、顎の骨への負担も抑えられます。

しっかりと噛める歯が取り戻せる

インプラントブリッジは、通常のブリッジとは異なり、インプラントが歯の根っこの役割を果たします。

歯の根っこがあることで、強力かつ安定した噛み心地が長期的に取り戻せます。

自然な口元が再現できる

インプラントで治療した口元は、天然歯に遜色ない見た目です。

ブリッジも保険適用外の素材を選択すれば審美性の調整は可能ですが、装置の構造上、インプラントのほうがより自然な仕上がりになります。

治療にかかる時間的・身体的な負担が抑えられる

1本のインプラント治療の完了までにかかる期間は、口腔内の状態にもよりますが、約半年〜1年間が目安です。

インプラントを埋め込む本数が多いと、手術による身体的な負荷も増すため、持病のある方や体力に自信がない方は不安に感じるかもしれません。

ブリッジと併用すれば、顎の骨に埋め込むインプラントの数が最小本数でよいため、治療にかかる期間と、身体的な負担が抑えられます。

インプラント2本でブリッジをかけるデメリット

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インプラント2本でブリッジをかける際は、次のような点に注意してください。

 

  • 通常のブリッジより費用が高額になる
  • 通常のインプラントと比べ装置にかかる負担が大きい
  • 顎の骨の状態が悪いと適用が難しい
  • すべての歯科医院で対応できるとは限らない
  • 治療後のホームケアにコツがいる

通常のブリッジより費用が高額になる

インプラントブリッジは、すべてインプラントにするよりリーズナブルとはいえ、ブリッジのみで治療する場合と比べると高額です。

しかし、予後や寿命の長さを考慮すると妥当な金額であり、長い目で見てコストパフォーマンスに優れます。

通常のインプラントと比べ装置にかかる負担が大きい

インプラントブリッジは、本来であれば対になる装置で支えるところ、2本のインプラントで3本以上の義歯を支えなければなりません。

その分、支柱になるインプラントに大きな負担をかけ、寿命が縮まる恐れがあります。

とはいえ、インプラント治療にかかる身体的・経済的な負担が軽くなるのは大きなメリットです。

顎の骨の状態が悪いと適用が難しい

インプラントとブリッジを併用すると、本来より少ない本数で義歯を支えるため、装置を埋め込む顎の骨の状態によっては適用できません。

顎の骨の厚みが足りないときは、事前に骨造成手術が必要な場合もあります。

すべての歯科医院で対応できるとは限らない

インプラントブリッジは、高度な設計技術と繊細な調整が求められる治療法です。

通常のインプラントは行っていても、ブリッジとの併用は対応していない歯科医院も少なくありません。

もし治療にミスがあると、早期の装置の破損・脱落を招きます。

インプラントに特化しているだけではなく、インプラントブリッジの経験も豊富な歯科医院を選択することが大切です。

治療後のホームケアにコツがいる

インプラント治療後は、感染症予防のためにも、適切なケアが不可欠です。

ブリッジの支柱になっているインプラントやその周辺にトラブルが生じると、支えているすべての歯に悪影響を及ぼしかねません。

特にインプラントとブリッジを併用していると、構造的に、1本ずつ独立している歯より歯間のクリーニングにコツがいります。

フロスを使用してケアするのはもちろん、3カ月〜半年に1回は歯科検診を受けてください。

まとめ

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インプラントブリッジは、連続する複数本の歯を治療する際の費用を抑える有効な手段だといえます。

通常のブリッジ治療とは異なり、健康な歯まで削る必要がないうえ、天然歯に近い感覚が取り戻せます。

ただし、適用には制限があるので、まずはインプラント専門の歯科医院で相談してみてはいかがでしょうか。

 

あんしんインプラント」なら、全国の提携歯科医院で無料カウンセリングが受けられます。

まだ治療を検討している段階での相談のみでも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。

 

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